赤坂デンタルオフィスからのお知らせ

お口の中をキレイにすることで感染症予防? 南 弘子

UPDATE : 2020/05/15


皆様、こんにちは!
新型コロナウイルス感染症が流行しておりますが、体調の方はいかがでしょうか?
全国でもマスクや消毒液などが入手困難になるほど予防に関心が高まっていますね。
予防といえば、手洗いやうがい、マスクだけだと思っていませんか?

実はそれだけではないんです!

そこで、今回は「口腔ケアと感染症予防の関係」についてご紹介したいと思います。

口は、食べ物や病気を引き起こす病原体(細菌、ウイルス)などの異物が入ってくる入り口です。さらに口は喉や肺に繋がっており、咳をした時などに唾液とともに異物が喉や肺に運ばれてしまうと感染、悪化してしまう可能性があります。これはインフルエンザや風邪だけでなく、新型コロナウイルスについても同様と考えてもよいでしょう。

口腔ケアをすることで感染症予防?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、効果的な口腔ケアは、口腔の清掃だけでなく、口腔環境の正常化と口腔機能の向上に役立ちます。
それに加え、口腔ケアではお口の中を刺激することで唾液分泌を促します。唾液は口の中の老廃物や細菌などを洗い流す作用のほかに、細菌に直接働いて、菌の増殖を抑制する「静菌作用」や菌を殺す「殺菌作用」があります。しかし、私たち人間は無菌状態というわけではなく「常在菌」というものと共存しています。「常在菌」の役割は、口の中の細菌のバランスをとり、健康を保つのに役立っています。とはいえ、外部からの細菌やウイルスを口腔内において有益な常在菌が有害菌を顕著に制御しているというわけではありません。

では、口腔ケアを行なっている場合と行なっていない場合ではどのような違いがあるのかこちらの図をご覧ください!

この図のように、口腔ケアをすることで口腔内の常在菌数をバランスよくコントロールすることは免疫力の低下を防ぎ口腔内のみだけではなく呼吸器系の感染症予防のためにも有効です。

口腔ケアには、自分でできる「セルフケア」と歯科医師や歯科衛生士が行う「プロフェッショナルケア」の2つがあります。

☆セルフケアでできること
・歯ブラシ使い、毎日キレイに磨く
・歯間ブラシやデンタルフロスを用いて歯垢を取り除き、歯石を予防する

☆プロフェッショナルケア
・歯石の除去など、自分で清掃できない部位を専門的にケア
・虫歯、歯周病の状況を診て、口腔内清掃やアドバイスを行う

日常で行う「セルフケア」と歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」の両方を上手に取り入れ、お口の中と全身の健康を保ちましょう!

気になることがあれば、お気軽にご相談ください。