赤坂デンタルオフィスからのお知らせ

食欲の秋に備えて虫歯を知ろう 後藤 伸吾

UPDATE : 2019/06/04


酷暑も過ぎ去り朝夕はめっきりしのぎやすくなりました。秋も本格的に近づいてき夏バテも解消され食欲も徐々に増していくかと思います。
自分も、ついつい食べ過ぎて横になりそのまま寝てしまうことも・・・。
職業柄、皆さんに食後の歯磨きを励行している身としては赤面の至りです。歯医者が歯を磨かずに虫歯!とならぬよう歯をしっかり磨こうと思います。

さて、皆さんは虫歯とはどのようになるかご存じですか?
大体の方は、小さい頃に読んだ絵本に書かれていた虫歯菌が歯を攻撃して壊していくイメージを持たれているのではないでしょうか。
実際は虫歯菌が食べかすに含まれる糖を取り込んで酸を作り出し、その酸により歯が解かされている状態のことです。よくYouTubeに<コーラに歯を浸けてみた>等で動画があがってます。

食事のたびに酸により歯は溶かされているのですが、唾液がアルカリ性のため酸を中和してくれるのと、唾液の中に含まれているカルシウムイオンが溶けた歯を回復させる=再石灰化を行い歯を守ってくれています。
この均衡が崩れた時に虫歯になっていきます。

そこで今回は、虫歯になる原因とその対策についてお話ししていきたいと思います。

虫歯になる原因は
@虫歯菌
A歯
B食餌(食べ物)
です。

@虫歯菌の原因と対策
原因
食べかす、唾液とくっつき歯垢となる
歯垢は歯にくっつき食べかす内の糖を分解し酸を作り歯を溶かす

対策
毎食後、歯を磨き歯垢を口の中にとどめ続けない
歯垢の溜まりやすい歯の付け根、歯と歯の間、歯の溝は特に注意して歯を磨く。

A歯の原因と対策
原因
小さなお子さんの場合は、歯が未完成のため虫歯に対する抵抗力が大人の歯に比べて低い
完成した歯でも、一度虫歯の治療をした歯は修復物が経年劣化していき、歯と修復物の間に隙間が出来て歯垢が中に入り込む

対策
未完成の歯にはフッ素を取り込み酸に対する抵抗力を強化する
当医院で行っている定期的なクリーニングで最後にフッ素を塗布するのはこのためです
修復物の劣化は定期検診でチェックをうけ、古くなり隙間が出来ていれば虫歯になる前にやり替える必要があります

B食餌(食べ物)の原因と対策
原因
虫歯菌が出す酸により口腔内は酸性に傾き歯が溶けていく
ダラダラと食べ続けると口腔内がずっと酸性になり歯が溶け続ける

対策
酸性になった口腔内は1時間程で唾液により元のpHに戻るので間を開けて食べる
キシリトール等、虫歯菌が酸を作らない代用糖の物を食べる

以上のことを気にかけて日々の口腔ケアを励まれていただければ幸いです。ご自身で磨きにくい所は当医院でクリーニングされて下さい。
その際には、患者様毎の注意すべき点や弱点となっている部位等お伝えするように努めていますので是非とも、定期検診にご来院ください。