赤坂デンタルオフィスからのお知らせ

唾液の働き 池田 菜々美

UPDATE : 2016/09/23


みなさんこんにちは。
残暑もようやく和らぎ、過ごしやすい季節となりましたね。
今回は唾液の働きについてお話します。

唾液の主な働きは、
1 消化作用
     唾液に含まれるアミラーゼという酵素によって食べ物を消化する働きがあります。
2 潤滑作用
     唾液が粘膜を滑らかにして食べ物をスムーズに飲み込んだり、発音を円滑にします。
3 抗菌作用
     口は外から沢山の細菌が入ってきます。唾液の中の抗菌成分がそれらを殺菌し、体内に入ってこないように作用します。
4 緩衝作用
     食後、口の中は酸性に傾きますが唾液の働きによって酸性から中性に戻し、歯が溶かされてしまうのを防ぎます。
5 保護作用
     唾液の成分が粘膜を覆うことによって、熱いもの・冷たいものなど様々な刺激や乾燥から口の中を守ります。
6 再石灰化作用
     酸によって歯の表面が溶かされた部位に、唾液中のカルシウムやリン酸などのミネラル成分が歯に戻され再び石灰化します。
7 浄化作用
     食事の後、口の中に残った食べかすを洗い流します。
8 味覚作用
     舌には味蕾(みらい)という味を感じる細胞があります。
     唾液が分解した食べ物が味蕾にいきわたることで味覚が生じます。

これらの働きを持っている唾液が少なくなると虫歯や歯周病、口臭の原因になってしまったり、食べ物が飲み込みにくいといった症状が出る恐れがあります。唾液の量は唾液腺マッサージや舌の運動、よく噛むことや水分をこまめにとることによって増やすことが出来ます。


気になることがありましたら気軽にお尋ねください。
*唾液腺マッサージについては2015年3月7日のコラムに記載していますので、ぜひ参考にされてください。