赤坂デンタルオフィスからのお知らせ

マイクロスコープによる歯科診療について  岡部武郎

UPDATE : 2016/01/25


あけましておめでとうございます。
次第に寒さが増してきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

当院では昨年度よりマイクロスコープを診療に導入致しました。マイクロスコープとはいわゆる顕微鏡のことであり、裸眼と比べ5〜20倍の倍率で拡大するとともに、光源が視点と同じ方向に向けて照射されるため通常の診療台に備え付けている光源以上に治療箇所をはっきりと見ることができます。歯科治療においてマイクロスコープは、根菅治療(根の治療)・虫歯治療・補綴治療(詰め物、かぶせ物の形作り)等で使用されます。特に根菅治療においては、マイクロスコープを使用することで感染歯質・古いガタパーチャー(根の治療後に詰める材料)・亀裂等の確認が肉眼と比べて格段に向上します。肉眼では確認できず取り残された感染歯質・ガタパーチャーは細菌の繁殖する感染源となり、見逃されれば症状が引かなかったり、治療後に再度問題を引き起こす可能性があります。マイクロスコープは極力そのような見逃しを防ぐために根管治療には欠かせません。また虫歯治療においても同様で、取り残しを防ぐために重要となります。補綴治療においては、削った歯のライン(マージン)を拡大して確認することで適合性の高い被せ、詰め物を作成でき、処置後の補綴物の寿命を延ばすことに有効です。



マイクロスコープで見た場合は右側の写真の様に、根管内の状態を正確に確認しながら治療することが可能です。 今後も当院では症例に応じてマイクロスコープを使用し、精度の高い治療を行っていきます。マイクロスコープに関してご質問、ご相談等があれば気軽にお尋ね下さい。