赤坂デンタルオフィスからのお知らせ

歯石を取りましょう!  水久保 葵

UPDATE : 2015/4/23


みなさん、こんにちは
一段と暖かくなり、若草が日増しに伸びてゆく季節になりましたね。



さて、今回は歯石についてお話させていただきます。
  なぜ歯石を取らなければいけないのかと思っている方も多いのではないでしょうか。

*歯石はなぜ取らなければいけないのか*
歯と歯の間や歯茎周辺に付着した歯垢(プラーク)は、2日もたつと徐々に石灰化が始まり、やがて硬い歯石に変わります。
歯石自体は石なので悪いものではありませんが、歯石は軽石のように小さな穴があいていて、そこを住みかに細菌が繁殖し毒素を出します。その毒素によって歯茎が腫れたり、歯の周りの骨を溶かす歯周病の原因になります。歯石の中の細菌は歯ブラシなどでは取れないので、歯科医院で専用の機械を用いて歯石ごと細菌をとる必要があります。歯周病は糖尿病、心臓病、慢性腎疾患、肺炎などの合併症を伴う事もあります。そのため歯周病を改善することはとても重要なことなのです。

  *歯石が口臭の原因に!?*
歯石を放置しておくと歯周病がが進行し、不快な口臭を生み出すことがあります。歯周病は物が噛めなくなったり歯が抜け落ちるだけでなく、口臭にも影響を及ぼす病気なのです。その臭いのもとになるのが悪臭を放つ細菌が繁殖する歯周ポケットと呼ばれる空間です。

*歯石を作らないためには*
@毎日プラークをしっかり落とす
歯石は唾液成分、プラークから出来ています。唾液は体や歯にとって欠かせないものです。しかし、プラークは歯ブラシとデンタルフロスを正しく活用することで防ぐ事が出来ます。
A出血のない歯茎を保つ
歯周病で歯茎や歯周ポケット内に出血があると、それが歯石になります。歯周ポケット内の出血は自分では気づきにくいもので、この出血が歯周病菌が繁殖する原因となるのです。出血のない健康的な歯茎を維持することで、歯石を予防できます。
B歯の表面をつるつるにする
歯の表面に傷があったり、ざらざらしていると歯石がつきやすくなります。研磨剤が含有されている歯磨剤で長時間歯磨きをすると、歯の表面が傷つき歯石がつきやすくなるので気をつけましょう。

さて、ここまで読んでいただきまして歯石が及ぼす影響を理解してもらえましたか?
最後に写真でBefore~Afterを見て下さい。



もしこのコラムを機会にみなさんの”歯石取り”に対する意識が高まれば幸いです。
歯石は誰にでもついてしまうものです。そしてそれが歯周病の始まりです。

来月のテーマは『口臭の原因』です。お楽しみに!!!