赤坂デンタルオフィスからのお知らせ

染みるのは体が教えてくれる危険信号? 赤松 資子

UPDATE : 2015/3/7


こんにちは。
少しずつ温かくなり春の訪れを実感しますね。
今回は知覚過敏についてお話します。




知覚過敏」って一度は聞いたことあるかと思います。  むし歯でもないのに冷たい飲み物やアイスを食べるとキーンとしみる、
風にあたった時また歯ブラシの毛先が触れると痛いというような症状のことです。
歯がしみておいしく食事ができないのはつらいことですよね。


ではなぜ知覚過敏はおこるのでしょうか。
まず、歯の構造は簡単に説明すると周りからエナメル質→象牙質→中心に歯髄神経という構造になっています。

歯の表面部分のエナメル質が何らかの原因で傷つき、
削れてしまう事によって象牙質が露出し、象牙質にさまざまな刺激が加わって、
象牙細管⇒歯髄神経⇒脳に刺激が伝わり、「ズキン!」といった歯がしみる症状へと繋がります。

ではなぜエナメル質が傷つき、削れてしまうのでしょう。
この原因は以下のようなさまざまな原因が考えられています。

@ 間違ったブラッシング
磨く力が強かったり、乱暴に磨いてしまい歯肉を傷つけ、象牙質を露出させてしまいます。
A 歯磨き粉
歯の表面を綺麗にする「研磨剤」が配合されている歯磨き粉を長期間、使用することによって、エナメル質を傷つけてしまう事もあります。
B かみ合わせ
噛み合わせが悪かったり歯ぎしりする癖があると、エナメル質が剥離して象牙質が露出しやすくなります。
C 酸の作用
酸は歯を溶かす原因になります。
エナメル質は人体の体の中で最も硬い組織といわれていますが、酸には弱いという性質があります。
D 歯周病
歯周病になり歯肉が下がると、象牙質が露出し知覚過敏の症状が現れやすくなります。


知覚過敏の治療法には症状に応じて様々な治療法があります。

家庭で出来る治療法
@ 正しい歯磨き
正しいブラッシングをすることによって、エナメル質が傷つく事を抑え、知覚過敏の予防、症状の悪化を抑えることが期待できるだけでなく、歯垢(プラーク)、歯石の付着を抑え、歯周病、むし歯を予防することが期待できます。
A 知覚過敏予防の歯磨き粉を使用する
知覚過敏用の歯磨き粉は、硫酸カリウムという薬用成分が含まれています。

歯科医院で行う治療法
@ 薬の塗布
知覚過敏用の薬を塗りコーティングします。
A 詰める
歯の歯根が削れてしみる場合、削れている部分にレジンというプラスチックの材料を詰めます。
B マウスピースの作成
歯ぎしりが強い方はコーティングやプラスチックの材料を詰めても、剥がされてしまうことが多い為、マウスピースで保護する必要があります。


放って置くと症状がひどくなる場合がありますので、
気が付いたらぜひ一度歯科医院でご相談ください。
ほんの少しの心配りでしみない快適なお口になれるかもしれません。

歯が染みる=危険のサインです。
これを見逃さず、軽いうちに対処し美味しい食事、楽しい毎日を送りましょう!