赤坂デンタルオフィスからのお知らせ

インプラント治療および治療費について 歯科衛生士 河口裕美

UPDATE : 2014/10/27


早いもので今年も残すところあと数ヵ月となりました。
朝・晩と冷え込んできましたが、体調を崩されたりしていませんか?
今から寒くなる季節、博多の食は美味しさを増してくる時期ですね。
食べ物をより美味しく味わって頂くために、
歯を失われた方々の治療法として、
今回は「インプラント治療」について紹介致します。



【1】インプラント治療とは 虫歯や歯周病(歯槽膿漏)によって、またケガをする事によって歯を失う事があります。人によっては生まれつき歯がない方もいらっしゃいます。
そこで、歯が無い部位の骨にインプラント体(人工の歯根)を埋め込み、インプラント体と骨がしっかりと付くまで約2カ月〜6カ月待ちます。
骨にしっかり付いた段階で、被せ物を装着するためのアバットメント(支台)をインプラント体に連結します。その後被せ物を作製し天然の歯が生えていた頃と同様の機能性と美しさを回復させる治療法です。

【2】インプラントのメリットとデメリット
メリット
・周囲の歯を削らなくて良いので残っている健康な歯に負担がない。
・顎の骨と結合しているので噛む力や食感が天然歯に近い。
・見た目上は天然歯とほとんど見分けがつかないほど自然である。
・入れ歯が痛い、外れるといった不快感や異物感がない。
・入れ歯やブリッジのような専用の清掃用具が必要なく、毎日の歯磨きは天然歯と同様にできる。
デメリット
・インプラントを埋めるための手術が必要である。
・入れ歯やブリッジと比べ治療期間が長い。
・インプラントを埋める部位に骨が十分に存在しない場合、治療が困難である。
・全身状態が良くない場合には適用が難しい。
・自費診療なので初期の治療費が高い。(後述)

【3】インプラント治療の手順および治療費         (別途消費税必要)
@ 診査・診断                        (\15,000)
顎の骨の量や質を検査するためレントゲン撮影・CT撮影を行い、治療計画をたてて、画像を使ってのコンサルテーションを行います。
CT撮影をする事でインプラントを埋める骨の状況や周囲の組織の状況が明らかになり解析ができるので、より安全で確実なインプラント治療を行う事が出来ます。
A 手術(二回法)
一回目の手術   (インプラント体1本につき\200,000,2本目以降\150,000)
骨を削ってインプラント体を埋め込み、蓋を取りつけて歯茎をとじます。
この時、埋めたインプラント体が露出してお口の中の唾液やプラークで感染しないように完全に歯茎を覆いかぶせます。

二回目の手術              (アバットメント1本につき\50,000)
歯茎を切開して、一回目の手術の時に埋めておいたインプラント体にアバットメント(支台)を連結させます。
B 被せ物の作製・最終的な歯の装着 (ハイブリッドセラミック冠1歯につき\50,000)
手術を終えて全体が整ったところで、歯並びや色をチェックしながら最終的な本歯を作っていきます。試適・確認を行った後に問題が無ければ装着し終了です。

【4】メンテナンス
  治療終了後のメンテナンスはとても大切です。わたしたち歯科衛生士が歯科医師の指示のもと担当し定期的なお口のクリーニング(PMTC)でケアをさせて頂きます。
インプラントは虫歯にはなりませんが、メンテナンスを怠ると歯周病と同じ症状を持つインプラント周囲炎になる可能性があり、悪化するとせっかく入れたインプラントが抜け落ちてしまいます。
お口の病気を予防し、インプラントを長く使うために、定期的な検診を受け、しっかりメンテナンスを継続させていきましょう。