赤坂デンタルオフィスからのお知らせ

保険診療と保険外診療の違い 渡辺 俊博

UPDATE : 2013/10/31


歯科の診療方法には、大きく分けて『保険診療』と『保険外診療』の2つがあります。
一般的な認識として「保険を使うと安く、自由診療だと高い」といったものをお持ちの方も多いかと思いますが、この2つの違いは費用だけではありません。

『保険診療』とは・・・
保険診療は、健康保険を使用することで診療料金の一部を国が負担する診療方法です。しかし、健康保険のルール内で行うと治療方法に制限があり決められた方法でしか治療できません。ほとんどの歯科治療は保険診療で行うことが可能ですが、必要最低限の治療に限られてしまいます。また、審美治療(見た目をきれいにする目的の治療)は保険診療の対象外となります。

『保険外診療(自費診療・自由診療)』とは・・・
歯科での保険外診療とは医科でいうと個室入院(差額ベット)と同じようなものですが、分かりやすいよう食事におきかえてみましょう。
保険診療は、全国均一価格の入院食と同じです。入院食は栄養のバランスもカロリー計算も最低限計算されていますが、食事は国により決められているため、食材や料理の仕方に限界があります。
一方、保険外診療は、コックが厳選された食材を用い、腕を存分に振るった料理に例えることができます。つまり、材料・手技・価格に何の制約もないため、その患者さんの希望に一番近い治療方法、生体安全性の高い材料・薬剤を用いることができる。特に歯科では、審美的要素が非常に加わりますので、審美的回復が可能です。

保険外診療の一例

【歯をきれいにするセラミック治療】
『セラミック治療』のセラミック(陶材)とは、詰め物やかぶせ物に使われる歯科材料です。セラミック治療は保険適応外で保険外診療となりますが、審美歯科ではこのセラミック材料を使用し、歯を白くしたり、歯並びを良くしたりという、歯をキレイに見せることに重点が置かれます。
審美歯科でセラミックを使う治療には前歯の差し歯の入れ替えなどや、奥歯の銀歯の詰め物などもセラミックを使うことができ、きれいな白い歯に取り戻すことが可能です。

【セラミック治療のメリット】
「セラミック」を使うといろいろなメリットがあります。
歯で特に気になるのは歯の白さや自然な歯に見せたいということだと思いますが、「セラミック」を使うとこの2つの悩みが同時に解消されます。
また、オールセラミック材料(金属を一切使用しないセラミック材料)では、金属を全く使用しないので、金属アレルギーの人にも使うことができ、身体に非常に優しい治療材料です。そして、「セラミック」は歯垢もつきにくい材料であるため、虫歯や歯周病に対してより良い材料でもあります。
つまり、「セラミック」は『審美性・耐久性・機能性・安全性』をすべて備えた治療材料であるというメリットがあります。

当院では、保険診療と保険外診療を双方行っており、この事はレストランで入院食も出せれば、その他のメニュー(保険外診療は選択肢が多い)も取り扱っているのと同じで、患者さんはどちらも選ぶ事ができます。