赤坂デンタルオフィスからのお知らせ

歯周病について思うこと

UPDATE : 2010/06/03

生活習慣病の一つ、歯周病について
歯周病は慢性疾患で、その病状は徐々に進行していきます。症状は、歯肉炎の場合では、歯肉の発赤や腫脹、歯磨き時の出血、痛みなどが主な症状になります。
この時に症状がなくても歯科医院を受診していただくと、歯槽骨吸収といった歯周炎に移行せずに良好な治癒経過を得ることができます。しかし、歯肉炎や軽度の歯周炎の場合、その症状は日常生活に支障をきたす様になることはごくまれですので、そのまま放置してしまうことが非常に多いのが現状です。また、自覚できる炎症症状が一過性で治まったり、また発症したりを繰り返しますから、その症状が緩和すると治ってしまったかと思いこむことが多いのです。
したがって、この時期に歯科医院を受診される方は、非常に少ないようです。しかし、歯肉炎や軽度の歯周炎から中等度から重度歯周炎になると、炎症は深部に進行し、歯槽骨などの組織を吸収していきます。
そうすると、歯と歯肉の間に歯周ポケットという病的な溝ができてきます。
この歯周ポケットは歯槽骨と歯根膜が吸収されていくとそれに伴い深さを増していきます。この深さが歯周病の進行状態の目安の1つになります。またポケットが深くなっていくと、その中に入った歯垢や付着した歯石などは歯ブラシやうがいなどでは取れず、歯周ポケットに残って長期にわたり歯肉や歯周組織に炎症を起こし、徐々に吸収を促進させていきます。また歯周炎の症状は、歯周ポケット形成、排膿、出血、歯の動揺、歯槽骨の吸収、歯肉の腫脹、咬合痛,口臭といった症状が現れてきます。炎症が重度に進行した場合、歯を支える歯槽骨が吸収されて歯の動揺や排膿、歯肉の腫脹、疼痛、咬めなくなったり、最悪の場合、歯を抜かなければなりません。早めの健診を心掛けてください。